コアラの独り言
独り言なのですが・・・読者の方と「共通理解」を持ちたいと思いまして・・、気が向いたときに、書き加えていきます。
年末で「多忙な時期」で「金のかかる時期」である・・・が。
僕は、自分のホームページでBGMに使用する曲を選ぶとき、それなりの「思い」のある曲の中から選んでいます。
「一流って、何だろう・・?」
僕は以前、冗談半分で、「あなたは一流ガーデナー?」なんてページをアップして、
顰蹙を買ったことが有るのだけれど、一流ってなんだろう?
「シダが何故に羊歯なのか?」への考察
今日は、文化の日だし、文化的な独り言にしよう。
ユーカリ記念日
大ニュース!ユーカリの花が咲いた\(^o^)/ ・・・・のであります。
<男のG VS オバサマG>
先日、横浜パシフィコで開催された、ガーデニングショーは「ガーデンを考える会」
が主催だったので、あれ以来・・、少しは、考えようかな・・と思ったりしている。
肝心の主催者はあまり考えていた様には見えなかったけど・・・ね。
前回、ヴァイオリニストの二村英仁さんのCD「時空を越えて」に関して独り言を書いたのが、9月11日でした。あの夜「NYテロ事件」が起きました。丁度、彼のCDを聴いて、
彼の平和に対するで「強い祈りと意志」を込めた演奏に感動し、僕のHPの9月のBGMにはCDにあった、T.A.ヴィターリの「シャコンヌ」を使用した日です。
僕には、T.A.ヴィターリの「シャコンヌ」と「NYテロ事件」が、重なってしまい、平和解決に向けての「強い祈りと意志」
のメロディとなってしまっています。そして、「HPに使用する曲は、僕が演奏したことのある曲」という掟を、今月は破ってしまっていて・・・・そんな、後ろめたい気持ちから、
どうしてもあの曲を、今月中に弾きたい!気持ちが募っていました。1週間ほど前に、楽譜を入手し、数回練習してみました。僕の実力にはとうてい無理な、とっても難しいテクニックを
必要とする
曲ですが、主題の哀愁を帯びながらも美しく、そして情熱的な旋律と簡単な変奏部分までは何とか「それなりに」弾けて、とても満足しています。
僕もHPのトップページに署名・救援の「リボン」を張り付けたのですが・・・・「諸事情で・・」2日間で下げざるを得ませんでした。世の中は予想しないことが起こるモノです。
今、せめて、「シャコンヌ」を弾くことが、安らぎであり、「僕に出来ること」です。
<ガーデニングと音楽と料理と・・・>
今後、是非、言いたい「独り言」はAlexのガーデニングに対する考え方、「音楽」に対する考え方、好きな楽曲についての独自の解釈、「男の料理」について、今住んでいる「田園都市」に対する辛口批評などなど・・・。暇
な時に書き加えて行きます。・・・・ジューダンページですので・・あまりマジに捉えないで下さいね。
2001年6月
<金持ち VS 時間持ち>
2001年12月16日
最近、「時間持ち」という言葉をよく耳にする。
「金持ち」と対比して使われているようである。最初に、出くわしたのは定年を迎えた大先輩の
「卒業式=送別会」である。
「・・これからは仕事に追われることも無く、また、収入も限られるけど、自由になる時間が沢山ある「時間持ち」なので、趣味を活かしてボランティア活動を
したい・・・・」なんちゅうものであった。
ふむ、なるほど!と思った。
僕は「多忙なはず」のサラリーマンなのに、こんな「ホームページ」やったり、「ガーデニング」に「弦楽アンサンブル」に
「男の料理」をやって、毎朝、「犬の散歩」をして・・「趣味にうつつを抜かした」余程の「ヒマ人」に思われているらしい。
別に他人にどう思われようと良いのだが、うわさで僕のHPを見つけた、ご近所の筋金入りの暇人おばさまから
「おたくのご主人ったら、ひまなのねえ〜、ほほほっ。」
なんて、散歩でカミサンが言われると・・・やはり、腹が立つ。
ホームページだって、馬鹿にするヒトが多いけど・・・・英語ページのメール対応とか・・・結構、大変なのである。
僕だって、「サラリーマン」と「趣味」だけをやっていれば良いのではなく、
人並みに「介護問題」抱えていたり、ご近所の「建築協定運営委員」をやらされたりして多忙なのである。
しかし、僕は「時間がない」とか「忙しい」と騒ぐ連中が嫌いである。「金が無い」とか「金が欲しい」なんて騒ぐヤツはもっと嫌いなのだけど!そういう奴らに限って、
だらだら残業ばかりして、趣味もなく無能で、仕事が出来ない口先男や、ヒトのうわさ話ばかりして、男が来ればホイホイの尻軽女が多い。
時間内にきちんと仕事を処理し、如何に「自分の時間」と「少ないお金」を「自分の意志で」有効に豊かに過ごせるかが「その人の価値」であると思のだが・・・。
もちろん「金持ち」に越したことはないかも知れないけど、・・「実現しないこと」を追い求めても虚しい。
今だって、地球人の全人類は平等な「時間持ち」であるはずである。
小泉君だって、あの愛子ちゃんだって、あのビン・ラディン(氏は絶対付けないぞ!)
だろうと、そしてコアラちゃんも平等なのである。
そうだ!僕は、アラブの石油王と
も、ビバリーヒルズに住む大スターとも天皇陛下とも対等であり、
「時間を活用する
能力次第では彼らよりもリッチな人生が送れるのだ。」
そうです。貧乏父さんも貧乏おばさまも実は「その人次第で」「金持ちより価値ある」たいへんな「大時間持ち」になれるんだ!
「時は金なり!」なんて、こせこせして、ビンボっちい!
時は無限な宇宙なり・・・キミ自身の才能同様、無限の可能性があるのだ。
ネット時代は「金持ちは」を自慢するのは恥ずかしいけれど「時間持ち」が自慢できる時代
でありたい。
追記:最近、わが「ユーカリ広場」には、毎日200名以上の方がアクセスして下さっているようで大変光栄です。
特に羊歯族の方々を中心に、広場を盛り上げていただいていることに、大変感謝申し上げます。
書き込みをして下さる方々は「大人の余裕」を持ち合わせた
多忙だけれど「大時間持ち」と見受けられる素晴らしい方々であることを誇りに思う次第です。
そして、「大時間持ち」は必ず、大勢の素晴らしい「友達持ち」という、素晴らしい人生を送る方・・なんだな・・って、思うのです。
なかなか、最初は「書き込み」をしにくいモノですが・・、広場に立ち寄られたら、どうぞ、感想でもなんでも、書き込みをしていただき、
ネット時代の「大時間持ち」のお仲間入りをして下さると幸いです。
<パッヘルベルのカノン>
2001年11月28日
パッヘルベルのカノンがこのところ、ユーカリ広場で話題になっているのですが、僕も大好きな曲・・・というより多分、一番多く演奏した曲のような気がします。
そして、僕のホームページでも「ワォルチング・マチルダ」と並んで最初からに使用した曲です。
この曲はガーデンツアー(2000年の庭・2001年1月作成)のページに使用しています。
今でも弦楽アンサンブルで良く弾きますが、ハーモニーの中で、自分の旋律が完璧にはまるとゾクゾクとする感動を覚える不思議な魔力のある曲です。
余りに有名なカノン形式(簡単に言うと・・・カエルのうたの輪唱みたいな形式)の弦楽アンサンブル曲です。この曲との出会いは、学生時代
所属していた「ポップスオーケストラ:アンサンブルリドール」というサークルで弾
いたのが初めてでした。
レイモンド・ルフェーブルという楽団のコピーをし
たように覚えています。僕は当時はピアノを弾いていて、アルペジオと簡単な間奏を弾く程
度の余り出番のない曲でした。
でも、何故か、「のんびり満ち足りた気分」になれる曲で好きでした。
この曲が僕にとって「一生つきあう曲」になった、決定的な出来事がありました。
オーストラリア駐在中、オーストラリア人の友人のホームパーティに招かれて、ホストの家族で親父がチェ
ロ、奥さんがピアノ、中高生の娘二人がヴァイオリンでこの曲を演奏してくださり衝撃的な「カルチャー
ショック」を受けたのを覚えています。美味しい料理・・それもオヤジがかなり作っていた・・と演奏、素敵な庭、重みのある家具とインテリア・
・・オーストラリア人は、なんと豊かな生活と家庭なのでしょう。これはオーストラリア人の豊かさの価値観と
僕自身と日本人の「貧しさ」の「ギャップ」を思い知らされる「事件」でした。
つくづく思うのですが・・・、やはり日本人とオーストラリア人の価値観には大きなギャップを感じます。そして、原点はやはり、生活環境とともに、「脳の作り」なのかな?っと、勝手に想像してしまいます。
日本人は「受験戦争」で鍛えられているせいか・・暗記物が得意で言語能力の発達した左脳人間。一方、オーストラリア人は、音楽や絵画・・自然の美しさや愛情を感ずる右脳人間が圧倒的に多いような気がします。
どうしても、後者がより人間的なように感じてしまいます。
今、ホームページでアップしている僕の
趣味の原点は、先ほど触れた「カルチャーショック事件」だったのですが・・・・「家族で弦楽アンサンブル」「ホーム
パーティ」・・・憧れの姿であり、大きな収穫でした。。
その「事件」から数年、オーストラリアで生活をし、様々な「本当の豊かさ」を体験しました。
帰国後もあの「人間的な豊かさ」と「幸せな家族像」を守り抜きたい、・・という思いを持ち続けています。
たまたま、僕も小さいときにバイオリンをかじって
いて、カミサンもチェロをかじっていたので、帰国後、娘にヴァイオリンを習わせて、
なんとか家族で「パッヘルベルのカノン」を弾いたり、もともと夫婦とも好きな料理
の腕も磨いて「ホームパティ」が開けるようになりました。
パッヘルベルのカノンは僕にとって、「幸せで満ち足りた思いの象徴」なのです。
そして我がガーデニングにも「パッヘルベルのカノン」の豊かなハーモニー感と旋律の織りなす色彩感と「オーストラリアの豊かさ」を取り入れている「つもり」なのです。
2001年11月14日
最近、たまたま、世界的な一流演奏家のテレビ番組を二本ほど見た。
バイオリニストのアイザック・スターン、チェリストのミーシャ・マイスキーである。
それぞれ世界的な巨匠であり超一流である。
巨匠の音楽家二人の番組、そして彼らが語る言葉を、思わずガーデニングの世界に重
ねてしまった。以前「ガーデンニングと音楽に共通点を感じる」と書いたことが有るのだけれど・・・、そして、また、今回、感動してしまい目から鱗と涙のAlex なのである。
ガーデニングの世界に「巨匠」とか、「英才教育」とか「神童」とか聞いたことが無
い。まだ歴史が無いからなのか・・・?そして、実際、音楽の世界で言う、一流演奏
家というプロレベルの人がガーデニングでは存在しないと思う。ただし、日本庭園の
世界では別である。けれど、ガーデニングでも「追求する世界」そして「表現する世界」は「音楽」にも勝るものが有ると思う。
何故なら、ガーデニングは自然の植物という生物体を介して、人々を豊かに幸せにすることだから
である。
こんな、勝手なAlex理論で言うならば、きっと、演奏家の巨匠の語る言葉は、ガー
デニングの世界でも共通している・・と、信じているのである。
そんなワケで、今日は、世界的な巨匠の言葉を紹介しよう。
アイザックスターンが今年9月に亡くなり、しばらく前に、NHKで追悼番組をやった。
1920年生まれで81歳で去ったことになる。
この番組を通して、僕は、彼の演奏
は豊潤な音色というより、宇宙で最も崇高な神の声のようでもあり、技巧とかを超越
した演奏表現の源はやはり、「偉大なアイザック・スターンという人間の声」なので
あることを痛感させられた。
番組中、千住真理子さんがインタビューをしていたのだけれど、「自分の演奏を人に
媚びてはいけない、自分の音色を作ってはいけない、自分の声と同じで自然に出るも
のでなければいけない。自分のしていることに耳を傾け、自分の音を見つけてゆく・・
」という様な事を言っていた。
また、演奏について「弓や指使い等の演奏技術から解
放されて、鳥が飛びように自然に自由に・・」とか「演奏会は最終ではない、実験場
であり試行錯誤して行く過程・・」「2・3の音符を何度も弾いていると自分の勉強
不足が分かってくるとか・・」と極めて謙虚な発言をしている。
また、音楽は「金や名声が目的であってはいけない」と・・。
これがバイオリンの世界最高峰をきわめた巨匠の言葉なのである。
また、先日、同じNHKで、チェロの巨匠ミーシャ・マイスキーの「未来の教室」とい
う番組をやった。彼は、しばらくソビエトで抑留生活を強いられながらも、解放後
ますます若返ってゆく彼の演奏表現に、ますます「おやじぃ」になってゆくAlexは、
「一筋の閃光」を見たのである。
ミーシャ・マイスキーが自らの演奏についてその秘密を語っていた。
8歳の時に、姉からプレゼントしていただいたバッハの無伴奏組曲を一生かけても弾
きたいと決心したそうだ。
学生の時にチャイコフスキコンクールで優勝しながらもロストロ・ホーヴィッチに「演奏技術ではな
く表現力」とアドバイスされショックを受ける。
しかし、若く最も大切な時期に、姉がイスラエルに亡命し、このため彼も逮捕され、
刑務所でのチェロのない生活を余儀なくされる。
大勢の人と狭い部屋に押し込められ、
セメント運びの強制労働と「4ヶ月間も木一本見ることが出来ない生活」・・・この
ような極限の生活の後に自由の身になり、彼はチェロを再び手にするのだが、「そん
なに急いでも仕方がない・・」とリラックスし、時間は経過しても彼は、自由で若返っていったそ
うだ。そして「自然豊かな」ブリュッセルで「自分の演奏が変わったこと」に気が
ついたそうだ。
自然の豊かさが、巨匠に大きな影響を及ぼしているのが分かる。
「限界は無い・・完璧に達しようとすることは「地平線」に達するようなもの、120
歳までやるつもりですよ。」
「自分の理解を深め、何度演奏しても毎回驚きがある、驚き
や満足感が力となる。地球をより良く美しく、他人を幸せにしたい。何故なら、
他人を幸せにする事は、自らを幸福にする。」
なんと、輝かしく素晴らしい言葉なのでしょう。
そして番組で、バッハの無伴奏組曲の聴き比べがあった・・・学生達が「最も若い演奏家
の演奏」と評した演奏が、彼の10年前の演奏ではなく、最新の演奏だったのである。
一流とは・・・これらの巨匠の言葉には、大変な重みがある。一流の人間の発する
言葉はやはり一流である。
二人の巨匠に共通して感じるのは謙虚な心、無理の無い自然体。自分を見つめると言
うこと。他人を幸せにすることを常に考えていること。
ふと・・・三流人間のAlexは、「ガーデニングの世界」に彼らの言葉を重ねてしまい、
こんなところで独り言をほざいているのである。「ガーデニングも人間が発する声な
んだ」・・・と。ああ、謙虚になろう。
2001年11月3日
僕はシダが好きである。特に、オーストラリアの巨大になる木性シダが大好きである。
国内では入手出来ないので、数年前に胞子をオーストラリアから輸入して育てたほど好きなのである。
あの、明るい緑の光沢のある硬い葉、風に揺らぎ輝く葉は、庭に
さりげなく散りばめたダイヤモンドのような気品を与えてくれる。まさしく珠玉の植物なのである。
この素晴らしく「宝石のようで芸術的な植物」を「羊歯」と書くとは夢にも思わなかったし納得がいかない。そして、羊の歯と一緒にされることが許せないのである!
・・・で、Alex学説としては、シダは「羊歯」ではなく、「羊葉」なのである。何故なら、単純明快!羊という字は象形文字で・・シダの葉の形に似ているからである。
事の起こりは、北海道に住む「ひゅ〜」さんからの、掲示板への書き込みから始まった。
10月の秋晴れの・・と・・ある日・・。
「エリソロソラとポリダクティラという羊歯を買いました。
エリソロソラはベニシダだった。
ポリダクティラは、Dryopteris poiydactila
と書いてあり、オシダの仲間なのはわかりましたが
、日本名がわかりません
ご存知の方がいましたら教えて下さい。
どのくらい大きくなる羊歯なのか知っておきたいのです。」
Alexは、この文章を見て、「羊歯」はてっきり、「羊葉」のPC変換ミスかと思っていたのです。
単に、シダのような形の葉のことを園芸用語で羊葉というのかと・・・。
・・で、僕は、「ひゅ〜さん」をチャカして・・・
「あっ、ひゅ〜さんも、とうとう、入れ歯なんだ・・・羊歯はやはり、緑ですね。
僕はワイルドな狼歯がいいなっ!それも銅歯系!・・・でも、女性の前に出るときは、
ピンクのコアラ歯に入れ替えたりして・・・。
さしずめ・・・、OWLさんは「赤い鳥歯」、ねんねこさんは「青い猫歯」、モウさんは「黒い烏賊歯」ですね・・
・入れ歯の時は・・・。
す・す・すいません!
無知で無教養なAlexは羊歯を、本当に知らなかったのです・・ハイ。
今度、羊がいたら捕まえて、ムリやり口開けて確認してみますが・・・
シダの葉のあの形状なのですね。
そして、マダム淳子さんも
「私のぱそこんでは
しだと打ったら羊歯とでました
羊歯はシダと読んでいます。
シダ好きです、こごみも美味しいし好き
だいたいが、シブ好みです。
羊葉はやっぱり葉っぱの女王様。シバの女王、なんてねー。」
・・・このマダム淳子さんの書き込みすら、僕は、「PCの変換ミス」をフォローしているんだ・・流石、女王様は心優しい!・・と、思ったのであります。
あれから・・・、一ヶ月近くが経過した。
北海道で、いつもお友達の羊さんと戯れている「ねんねこ」さんと、「のりたろ」さんから
下記、情報を戴いた。
まず、「ねんねこ」さん情報
絆のmakiki氏が見つけてくれました。↓「シダはなぜ羊歯と書くのか」
http://avenue.memenet.or.jp/bbs/post.exe?act=view&bbsid=7&tid=256
疑問は深まるばかりなんだけど、、、おもちろいよ〜〜〜ん。
抜粋。「回教徒は誰でも帽子の裏に、動物の毛皮代わりに、この植物の繊維
で織った毛皮を用いる。」とある。
そして、この繊維の事をバロメッツとかポリポディウム・バロメッツと呼ばれ
ているそうだ。で、バロメッツとはなにかと言うと、中国北部に自生する羊歯
植物の一種を意味しているそうだ。
羊歯の若葉には綿毛が密生しており、各地でこれを紡績して織物に用いること
もよく知られている。
これらのことからバロメッツとスキタイの羊がごっちゃになったのではないか
と述べてあった。
羊歯と羊がこんなところで繋がっているとは知らなかった。」かっこ内引用)
そして「のりたろ」さん情報
シダと羊のびみょ〜な関係。
http://www.fujitv.co.jp/jp/goods/sheep/youcan/yc010722.html
抜粋。「羊歯という書き方の元は中国であった。日本では葉が枝垂れることから、シダと呼ばれるようになり、これに長寿への思いを込めて齢垂(しだ)という字が当てられていた。これがいつの日か齢垂から羊歯と書かれるようになった。
では、中国ではなぜシダに羊が潜み込んだのか。古来、中国では、羊は土から生まれる精霊と信じられていた。」(カッコ内引用)
う〜ん、分かったような分からないような・・
やっぱ、Alex学説を定説とし、以後、我が国の園芸界では「羊歯」は「羊葉」と書くことにしちゃえば、いいんだ!「羊歯」は単なる、 誰かのPCの変換ミスさ!
2001年10月14日
昨日2時頃、庭で発見!
5年前にオーストラリアから個人輸入した種が・・・・
遠い南半球から来て、苦節5年・・・
男は黙って、じ〜っとガマン!
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ・・・・。
花が・花が咲いたのですよ〜!
Eucalyptus Sideroxylon Rosea系の開花は本邦初?
感激です!まだ、まだ、沢山咲きます!枝のコアラも大喜び!
あまりに嬉しくて、リンクを張らせて戴いているサイトに行っては「咲いたよ!咲いたんだよ!本当に咲いたんだよ!」と、はしゃぎ廻ってしまいました。
少しでも、オージープランツの魅力をお伝えしたかったのです。そして、Alex流ガーデニングの楽しさ・感動をお伝えしたかったのです。
そして、大勢の方から掲示板に心暖まるメッセージを戴きました。ユーカリの花が咲いた以上の感激です!
大勢の方々と、喜びを分かち合えるなんて・・そして、種を輸入したきっかけもインターネット・・。インターネットは素晴らしい!
そして、皆様との共通テーマの「ガーデニング」も素晴らしい!
たびたび、書いてきているのですが、やはり「時空を越えた大自然の神秘さ・・・」みたいなものが、オージープランツの魅力です。6年前に、ふと目にしたオーストラリアの種苗会社のサイト・・・
そこから、僕のオーストラリアン・ガーデニングがスタートしているのです。
そして、今、不思議大陸から何万キロも離れた異国の地で、ユーカリが花を咲かせているのです。そしてツリーファーンも成長しているのです。
ユーカリの発芽には、自然の山火事が必要で、つまり、熱でナッツがはじけ、種がこぼれて、雨が降って初めて発芽・・・山火事をを人工的に経験させるために、熱湯をかけたり、
フライパンで煎ったり・・。(お料理の技術も必要なのですよ。)
僕の大好きな、オーストラリアのツリーファーンも、カレー粉みたいな、胞子から生命が始まったのです。
やはり、今、ユーカリの花をみて、抜けるような青い空、乾いた風、赤い土・・などオーストラリアの大自然や、豊かで優しい人々、を思い出すのだけれど、
同時に「5年間の僕」・・・、思い出に心は行ってしまうのです。5年前の自分・マイホームを購入し貧乏父さんのスタート、塾通いの子供達、元気だった両親・・・・今更に歳月の重みを感じるのです。
そして5年後は、どうしているのかな?地球はどうなっているのかな・・。生物兵器や狂牛病で・・・・人類は生きているのだろうか?
以前「人生を奏でる庭」を作りたい・・なんて、キザな事を言ったことがあるのだけれど・・。
そう、・・・ユーカリの開花・・も、僕の人生の1ページで・・、色々な思いがあるのです。
僕の人生の一部である庭に、新しい方がお見え戴き、あらたな旋律が響き始めたのです。これから一つ一つの音と、響きを大切にしながら、美しく力強い旋律に育てて行きたいです。
5年後に向け・・・新たな感動を求めて・・・僕自身も「開花」しなっくちゃ!
2001年10月9日
そして、コアラの独り言で「男のガーデニング VS おばさまガーデニング、そして
ミーハーガーデニングを考える」という論文を書こうと思ったのであるが・・・
そんな時に、OWLさん紹介の安藤先生のHPを拝見してからは流石に学者で、アカデミッ
クなアプローチによる考察と鋭い洞察力と洗練された文章で、はっきり言って「太刀
打ちできない」・・ことを直感し・・萎えてしまったのです。
でも、ミーハーな読者(あなたですよ!)には、僕みたいな「ミーハーなリーマンの
考察」も、学者とは違って良いかも・・と、気を取り直し、書くことにしました。
ミーハーGは、自分の首を締めつける危険性がきわめて高いので、今回は割愛します。
でも、みんな最初は、ミーハーGでスタートですよね。
現代日本のガーデニングを考える・・・「男のG VS おばさまGに見るライフスタイル的コーサツ」
男だ女だ・・と書くと、今の時代に・・差別だ!ナンだカンダと絡まれそうなので、
一応、その区分は、性別によるモンでは無く、ライフスタイル的セグメンテーション
としておきませう。
その1)男のガーデニング
話を分かりやすくするために、身近な世界で、僕がリンクを貼らせていただいている
男のガーデニングのHPを思い浮かべてみましょう・・・、「モウズイカさん」「え
いさん」(有給休暇中?)「シーサーさん」「moi」さん。そして、「ボク」・・・
共通項は・・・やっぱ、マニアックであり、「切手少年」の延長の収集癖がありそう
である。安藤先生の見解と一致。そして、人のまねではない「個性と創造性」を有し
ている。
「モウさん」は例のモウ本でも分かる様に、日本に未だ「イングリッシュガーデン」
とか「ガーデニング」とかが、一般用語として登場する前に、未踏の世界を「踏破し
た」パイオニアであり、フロンティア精神に富む、「男らしさ」がある。・・・今は、
ジャングル状態のジャングリッシュガーデンと化しているとの噂もあるが・・・。
ダリアの「えいさん」も凄い!一般的にはジャンゴフローラで馬鹿にされそうな
「ダリア」の本当の美しさを見抜いた感性は凄い!(注:Alexはジャンゴフローラを
評価しているのですよ)えいさ〜ん、早く、戻っておいでー。
奇怪マニアックプランツの「シーサー」さんも、ほじほじ実生マニアの「moi」さん
も、完璧オリジナルである。そして、かれらがリンクを貼っているHPの多くは、
やはり類は友を呼ぶ「男のガーデニング」が多いようである。
さて、僕を含め、「男のG」には、「俺の夢の王国」みたいな少年チックな願望が潜
んでいるようである。そして、イイ歳をした男のプライドとして「流行モノ」や「お
ばさまガーデニング」とは「一線を画したい!」と思い、それなりの「男のガーデニ
ング」にするための差別化政策や長期戦略ビジョンを多忙な「リーマン生活」の中で
模索しているのである。
しかし悲しいことに・・・・そうして行くと・・・また、マ
ニアックに到達する・・・悪循環である・・・もう少し、芸術性豊かな、感性ガーデ
ニングにならないモノか・・・。ねぇ、オジサンたち。ちーとは、おばさまガーデニ
ング見習うか・・・。
その2)
「オバサマガーデニング」・・、
大体、暇なオバサマ達は、自分たちの「華麗で優雅なガー
デンニング」がこのように呼ばれることに「腹を立て」、次は開き直り「別に肩肘張
らなくたって、楽しいんだから・・イイじゃない!」というのである。しかし
、その裏にはメラメラと燃える「オバサマの闘志」が見えたりする。
彼女らの目指すはだいたい、デルフィとイングリローズが咲き乱れる「イングリッシュ
ガーデンである」。やはり薔薇の魅力は格別らしい。
彼女たちの事を、そのお肉付き体型から「デルバラ族」と呼ぶ人もいる。彼女たちの
名誉のために言っておくが、一応「ベンダマサコさん」はご卒業されたプライドと貫
禄をお持ちなのである。
しかし、悲しい性の持ち主たちで、お友達とは同じプランツを持っていると安心なのだけ
れど、一寸、虚栄心があり、「最新流行」のプランツをいち早く取り入れることに快
感を覚え、本人の「個性」「ガーデンニングの対する価値観」を持っていないのであ
る。
ガーデニングも化粧同様に形から入り、インテリアの延長だったり、ひどい場合はショッピングの延長上の娯楽であったりする。
この点、「シャネラー」や「ヴィトン派」ときわめて同類項であると言わざるを
得ない。
シロガネーゼ願望の「ガーデネーゼ」とでも呼ぼうか・・・・。俺・・貧乏父さん、カネネーゼ!
いちおうBISE等の雑誌を購読したり「国際バラ展」や、「10各国大使のガーデン
グ」などにも行くが、半分は「行くこと」に価値観を覚え「わ〜きれい!」で終わって
しまう人が多い。大手系の種苗会社の最大のカモでもある。
別に他人の人生だから、僕にはどうでも良いのであるが・・・。
僕が一言だけ言いたいのは、
「オバサマGの殻を破ると、ガーデニングって、100倍楽しくなるんじゃない?自分に素直なGを考えてみたら?」
しかし、「オバサマG」を侮ってはいけない。
なんせ「オバサマ」はパワフルで大量
に生息しているので、中には「オバサマの逆襲」を企てる異端児がいて、オヤジ的オバサマガーデナーが出現するのである。
その素晴らしい感性と豊富な時間で「オバサマの同時多発的逆襲」による、ガーデニング全体のレベルアップを期待したい。
<シャコンヌ・・・>
2001年9月25日
<久々の感動の一枚のCD・・・二村英仁の「時空をこえて」>
2001年9月11日
二村英仁さんは、日本人で初めてユネスコの「Artist For Peace」(平和芸術家)の認定を戴き、最近話題になっていますが、
今回の新譜「From the Past to the Present」は
僕にとって、久々の感動の一枚でした。まだ、昨年CDデビューしたばかりで、正直なところ、彼の
前回のCDにはあまり大きな感動は無かったのだけれど、今回のCDには、彼の平和に対する
「強い祈りと意志」が感じられ、彼の奏でるメロディの美しい強さに圧倒されました。
サラエボ等の戦地で演奏旅行を行った彼が・・
「いま、世界で様々なところで戦争や民族紛争、独立のための争いなどが起きています。
以前はそうした土地に行き、人々の前でどんな演奏をしたら良いか解りませんでしたが、ようやく、
自分の答えを見いだす事が出来るようになりました。
・・・その土地の人々たちと話しをするうちに自分の使命が理解できるようになりました。」
という彼の言葉がその美しさと強さの原点だったのでしょう。(「・・・」内、CDジャケットより引用)
そして「自分は音楽家だ、音楽で平和を訴えれば良い。」と一生懸命演奏する旋律には今までにないパワーを感じるのです。
人間って、きっと「自分の答え」を見いだすにはそれなりの、努力と強い意志が必要なのですね。
そして、ひとたび「自分の答え」が明確になると、凄い力が出てくるような気がします。
特に、T.A.ヴィターリの「シャコンヌ」は僕の大好きな曲で、浜松アクトホールで収録されたようですが、
通奏低音のパイプオルガンの荘厳な響きと相まって、その変奏が展開されるにつれて
主題が哀愁を帯びながらも美しく、そして情熱的で技巧的かつ華麗な演奏のもとに「一本のバイオリンでこれまでの表現が出来るのかと」思われるほどの、
深く、強い響き・・・それはあたかも世界中の戦地で平和を望む何百万人もの人民の叫びのようにも聞こえてくるのでした。
きっと、植物達もその葉や花で「色々なこと」を語りかけているのですね。
一昨日は、Alex's Garden in Septemberのバックに用いる「色彩感のある大人の雰囲気の曲」が探せず、時間切れで、安易にカノンを取りあ
えず使用してしまいました。ドビッシーかフォーレあたりが色彩感があって良いかな・・・と思っていたのですが・・・。昨日、昼休みに、会社のライブラリーで、二村英仁
のCDを聴いていて、この曲に決め差し替えました。BGMに使用する曲は、
「自分が演奏したことのある曲」に決めていたのですが、この曲は「これから是非演奏したい曲」です。
例外ですが、とっても「深い色彩感と大人の雰囲気と生命の強さ」感じて、「シャコンヌ」にしました。すこし、重いですが、私もいい歳ですので、たまには
、年相応の曲を使わせて下さいね。
例によって、自分ではMIDIデータを打ち込まないので、
フリーの素材を使用させていただきます。
尚、二村英仁さんのCDは、このデータとは雲泥の差(100万倍の感動!)のある、「生きた演奏」です。是非、本物のCDをお聴きになることをお薦めします。
Eijin Nimura「From the Past to the Present」SONY SRCR2721 2800円です。
2001年9月5日
僕は、ホームページにガーデニングと弦楽アンサンブルと料理とペットを趣味として掲載してい
るけれど、ペット以外は、実に共通した「世界」を感じている。それはそれぞれが個性と
創造の表現であり、感性に根ざされたものであるということ。そして、それらのモノが、自分の中でお互いに磨き上げ、良
い方向に影響していると思う。ちょっと欲張って言うならば、共通点は「人生を奏で
る」ということかもしれない。ウン十年の人生で培ってきた様々な感性をそれぞれに
表現しているのだと思う。それぞれが芸術表現でありたいと思う。ガーデニングに於
いて、あるイメージを持って作り上げゆく課程において全体像と、それぞれの植物の
役割とか調和とか時の経過の変化を考える。弦楽アンサンブルにおいて、全体のハーモニーを聴きな
がら自分の役割を理解し、最適であるという音を作る。自分が一本の植物の立場なって、全体のハーモニーを楽しんでいる。料理に於いても素材の吟味と味付けと皿
に盛るプレゼンテーションには、共通なモノを感じる。では魅力は何かというと、そ
れは「安らぎと緊張感」あるいは「達成感」みたいなモノを感じる時であり、また、
それぞれを通して成立する人と人とのコミュニケーションで有ると思う。ガーデニン
グに緊張感なんて言うと、「ナンだそれは?」と言われてしまいそうですが、これは
草花を植える位置や、枝を剪定する時に「精神を集中して」「美」を追求する一瞬であり、HP
用の写真のシャタッーを押す瞬間でもある。あまりこんな事を書くと、「娯楽である
趣味」が窮屈なモノに感じられ誤解されてしまう恐れがあるのでこの辺にしておくが、まあ、
それぞれの人々が自分が良いと思う方法で楽しめば良いと思うが、「趣味」でも、「知
識」や「情報」「技術」があるともっともっと、楽しみが倍増することも事実であると
思う。僕の目指すガーデニングは「人生を奏でるガー
デニング」であって、庭には様々な僕の「人生」と「感性」を垣間見ることが出来るようなものであ
りたい。
<ガーデニングに思う>
2001年8月26日
ガーデニングのホームページを公開している以上「考え方」をお伝えしないといけないと、常々感じていました。遅くなりましたが、たらたらとだらしのない文章を書くより、「あなたは一流アマチュアガーデナー?それとも三流?」という質問項目のページにしました。この質問を読んでいくと、僕のガーデニングに対する考え方が、
ご理解いただけると思います。お暇な時にどうぞ。そして、感想などいただけるとありがたいな・・って、思っています。宜しくお願いいたします。「あなたは一流アマチュアガーデナー?それとも三流?」という質問項目はこちらです。
<読書感想?「園芸家12ヶ月」>
2001年8月25日
カレル・チャペックの「園芸家12ヶ月」を遅ればせながら読みました。園芸家の一般教養で、「読んでいないと恥ずかしい」くらいにポピュラーで有名な本だそうです。100年も前の東欧の人が、現在の世にも充分に通用する内容を書かれていること、そして、翻訳者の小松太郎さんが、あれほどまでに、あの時代でありながら、「新しい」植物を翻訳していることに驚きを感じました。本当に凄い人だ!
それで・・・・・カレル・チャペックが今の時代に生きていたら・・・・レイルウェイ・フローラ(鉄道植物)やホテル・フローラ(旅館植物)に下記を加えていたでせう!
マイホーム・フローラ(小市民植物)・・・それは、日本国に蔓延する、
ペチュニア系を中心とした素晴らしい大手メーカー系改良品種の花をいいます。
憧れのマイホームを建てた、貧乏父さんとその奥様は、「ウッドデッキ」を作り、そこには「白いガーデンテーブル三点セット」と「七人の小人」
と「天使の噴水」があり、ハンギングの「プラ鉢」には、自慢げに「ペチュニア系」が咲き乱れているのであります。丁寧な人は、
お隣サンと差別するために、玄関の「中国製像さんの置物」の上に、「流行のグラス系や銅葉系をペチュニア系」に混ぜた「プラ樽」
のコンテナガーデンを乗せるのであります。かくして、チマチマ系マイホームフローラガーデンが日本国を占拠してゆくのであります。
・・・い・い・いかん、我が庭もこれに近いかも・・・・。(^o^)
ほんとうに、こんな事書いて、いかんAlexです。でも、今の、日本の均一的な個性の無い、「ガーデニング」ちょっと、変だよ!そのうち、ルイ・ヴィトンかなんかの植木鉢が流行ったりして・・・。
<真夏の独り言>
2001年8月19日
ああ〜、今日で10日間の夏休みは終わってしまう。色々とやりたいことは沢山あったのだけれど、またしても半分以上は計画倒れで終わってしまった。30年経っても学生時代と全然進歩が無い。
一応HP上での話題なので、関連のある話題を・・・・。
ホームページを立ち上げたのが正月休み、あれから8ヶ月。ちょっとは「カッコイイ」サイトにリニューアルしようと、Dreamweaverを入手したのですが・・我がマック君がご機嫌が悪く、ギブアップしてしまいました。
さて、丁度、お盆休みの終戦記念日の8月15日の昼過ぎころ、黙祷が終わった頃に5000ヒットをカウントしたようでした。
延べ5000名の方々にご来場戴きましたこと感謝申し上げます。あまりカウンターは気にするまいとは思うのですが
やっぱり、管理者の悲しき性(サガ)で、気になったしまうモノです。
前回、6ヶ月という節目と3000ヒットが同時に訪れ、「HPなる世界も解ったし、これからはHPも程々にして、のんびりしよう・・」と思った矢先、 NHKの「金曜アクセスライン」の取材の話しが舞い込んできたり、
遊び半分の気持ちで応募した「趣味の達人」がガーデニングでも、料理でも選ばれたり、「大阪ガス」の料理サイトで、「ピザ風ナッチョス」が採用されたり・・で、ほんの・ほんの少しですが、
それぞれ「ギャラ」「薄謝」を戴いてしまったのです。そして8月からはAustraliaのガーデニングサイト「Global Garden」から、レポート連載の依頼があり、つい引き受けてスタートしてしまいました。
レポートがアップしてからは毎日、オーストラリアやアメリカの方から、メールを沢山戴き返信に追われる日々になってしまいました。充分な英語力を持ち合わせていないので大変です。HPでこのようなことになるとは、思いもよらぬ事でしたが、
嬉しいことですが・・反面「プレシッヤー」になっているのも事実です。
バーチャルと現実:Step1
HPを立ち上げて、しばらくたった頃、「バーチャルの世界に溺れているのでは?・・・」と思える人々の存在に「寒さ」を感じたことがありました。インターネット依存症と言うのでしょうか?
きっと、日本中で深夜に何百万人という老若男女が、インターネット依存症あるいは症候群でバーチャルの世界に溺れているのでしょう。「カキコ」したりして・・・。しかし、我が身を振り返ってみると、
HP作成やメール返信で「近い状態」にある自分に
「ゾーッと」したことがあります。「インターネットは飽くまでも現実の世界を充実させるための情報源ツール・・・と、」頭では解っていても、ふと、
「現実ではない」心地よさに安堵を覚えてしまうのはやはり「ビョーキ」かもしれません。気を付けましょうね。
バーチャルと現実:Step2
この3ヶ月位の間に、バーチャルが現実になった出来事がいくつか有りました。一つは6月15日のNHK教育テレビ「金曜アクセスライン」への出演。
姿の見えなかったAlexが幸か不幸か、あからさまになってしまったのです。
後で解ったのですが・・・笑い話で・・・僕にしては、「何故?信じられない」・・という気持ちですが・・「Alexは金髪の青年」と勝手に想像していたオバサマ達がいらっしゃって、単なる日本人の中年の「オッサン」
に失望したようです(笑い)。Alexというペンネームは人を欺いてしまったのでしょうか?「田悟作」なら良かったのでしょうか?単に、オーストラリアで、Akiraがわかりにくく、Alexと現地人に呼ばれていて、インターネットでも
覚えてもらいやすい名前で、英語ページ・日本語ページとも 同じにしているだけなのですが・・・。誤解があったらゴメンナサイ。
バーチャルと現実:Step3
「オフ会」なるものに、怖々参加してみました。あの「モウズイカさん」の「オフ会」が、地元の青葉台で開かれるので、参加しました。「モウズイカさん」には、リンクでお世話になっているし、
「金曜アクセスライン」で、同じ番組に出演したし・・、とても好感がもてる方でしたので、参加させていただきました。皆さん、凄い方ばかりで、勉強になりました。
普段、「掲示板」で「拝見」している姿と、「参加者」の皆さん、結構一致しているので安心しました。オフ会って、ヴァーチャルなモノを、現実にすると言う意味で、なかなか良いモノですね
。他にも、インターネットで知り合った方と、現実の世界で「お会いする」機会をいくつか持ちました。レアプランツのSさんとか、オーストラリアのBさんとか・・、やっぱり、インターネットって凄いですね。
HPを立ち上げたお陰で、随分と色々な方と「現実の世界で」お知り合いになることができました。インターネットとホームページは現実の生活をより豊かで充実したモノにするためのものです。今後、ともよろしくお願いいたします。
最後に・・・NHKBS「私のガーデニングコンテスト」に応募したところ、一応、一次審査を通過して、放送されることになりました。ビデオ撮りは「金曜アクセスライン」のビデオ撮りより10日ほど早く5月24日でした。
関東地方のローカル放送で、9月15日午前11時より NHK総合テレビです。
では、また、気が向いたときに・・・。
<最初の独り言>
2001年6月4日
ホームぺージAlex's Garden Party]を立ち上げて、丁度半年が経ちました。立ち上げたのが今年に1月3日。あれ以来、延べ3000名以上の方に、ご来場戴きましたこと感謝申し上げます。書込みに対して、充分リプライが出来ず申し訳ございません。この場をお借りして、お詫び申しあげます。
オープン半年記念と3000名のご来場記念に盛大なパーティでも開きたいところですが・・・、記念と皆様への感謝の気持ちをお伝えしたいのと、今後の私自身のホームページの考え方を整理しておきたく、
少し、半年間を振り返って、雑感を述べさせていただきます。
ホームページを立ち上げた理由
何となくデジカメで撮った庭の花の写真が未整理のまま、パソコンに貯まってしまい、カミサンに「何とかしてくださいよ〜」としつこく言われ続け・・、
整理するならいっそ、HP上で、整理しちゃえ!・・と、海外旅行に行くあてもない貧乏父さんの正月休みに、「無料で作るホームパージ」という本を購入しHTMLの書き方からスタートしたのであります。パソコン嫌いで決して詳しく無いのに無謀とは思いながらも、あまり計画的な人生観を持ち合わせないAlexの衝動的なHPスタートでした。っで、どうせ作るなら、ユニークなモノを・・と、下手の横好きやっている、バイオリンや、男の料理、そして、ワンチャンも載せちゃ〜え!
3つの「ハマってしまったこと・・・」
作成しているうちに・・・「作る面白さ」にハマッってしまった。
幸いインターネット回線はケーブルを引いていたので、制作素材は予想以上にフリーのモノを主にオーストラリア、アメリカのサイトからスムーズに良い物が集めることが出来ました。また、海外のガーデニングのサイトを色々、参考にしていくうちに、スクロールやスライドショー等のテクニックが有ることを知り、「これは素晴らしい!」と思ってしまったです。一度、素晴らしさや贅沢をすると、人間は後戻りが出来ないモノです。またまた、本屋でJavaScriptの本を購入、あるいは、ウェブで検索し、作り方を書いたページの「質問がありましたら・・・。」の言葉に甘え、メールで質問したら本当に親切に教えてくれたのです。インターネットって凄い!何とか作れてしまったのです。
バーチャルにハマッテしまった。
実際にはみすぼらしい我が庭も、写真の良いとこ撮りと、スクロールや音楽を付けると不思議と立派に見えるのです。そして、実際の庭造りのアイデアが彷彿と湧いて来るではありませんか・・・・。季節も冬・・庭仕事も余り無く、ひたすら「バーチャルガーデニング」や「男の料理」の作成に没頭ながら、初夏の庭造りをイメージしたのであります。知り合いや、掲示板で「凄いですね・・」と褒められると・・・豚も木に登ってしまうのです。そして降りれないのです。掲示板だけでは平凡で面白くない・・、。ゲストがパーティに出演出来ないか?そうだ、最近、画像掲示板がある、演奏の写真に演奏のMIDIデータを張り付けてもらえれば良いのだ!・・・本邦初の?バーチャルゲストステージ制作に成功!
コミュニケーションの素晴らしさにハマッテしまった。
嬉しいことに、このゲストステージのアイデアに乗ってくれた方がいた!とても嬉しかった!HPで知り合った「えいさん」がこけら落としの演奏をしてくれたのです。そして「のんぴさん」も・・。花と音楽が好きな人が集まってくれて嬉しいのです。勢い付いて、ついつい英語ページまで作成。このページがなんかの拍子に、オーストラリアのガーデニング関係のメールマガジンGun Nutsに紹介されてしまいアクセス急増!オーストラリアの方からメールを沢山戴き、お褒めを戴き、中には種を送って下さる方がいたりて、HPがきっかけで、大勢のオーストラリアの方と知り合うことが出来ました。
本当にインターネットの力は凄い!
・・てなワケで、ページは膨れあがり、現在12Mの容量いっぱいの状態です。
さて、ちょっと、まじめに・・。
半年を通して、学習したことを少し、述べさせてください。
インターネットは素晴らしい
ブロードバンドの時代を迎え、ますます、多くの情報が受発信できるようになり、やがて個人HPも動画やテレビ電話状態、つまり、個人放送局状態になるのでしょう。しかし、そうした時代が来たとき、現在以上に、個人がHPに責任を持ち、目的を明確にする必要が出てきます。
インターネットは、情報を発信し、受信する事が出来るのですが、このとき大切な事は、インターネットは所詮インターネットであり、大切なのは実際の生活。
インターネットやHPは、実際の生活をより豊かで充実したものする為の、情報を獲得または発信するツールにすぎず、インターネットの世界つまりバーチャルの世界に溺れてはいけないのです。
掲示板について
管理者とお客を、客同士をつなぐとてもパワフルなツールです。パワフル故に、配慮が必要です。私は、HPは趣味のサイトで有りながらも、「カキコありがとう。とても綺麗・・」的な、
「内容や主張のない」書き込みははっきり言って、あまり好きではありません。やはり、ギブアンドテイクが必要です。お互い影響をあえる「何か」があり、自分ならでは意見、所感、質問等があって、
人のつきあいは成立するモノです。
最後に・・。
HPに自分の趣味の世界を掲載すること、特に英語ページを掲載する事は広く世界に対し、
「自分自身に対するマーケティング」を行うことであり「十年後の豊かな自分のライフスタイル探し」であるように思えてきました。趣味はとかく自己満足で終わることが多いけれど
、第三者に「評価」して戴き世界の中で、世界に一人しかいない自分の存在を問うているのである。世界の評価は厳しいかもしれない、しかし、世界は広い。
自分の考えに共感してくれる人が大勢いるのである。
「井の中の蛙」で人生を終わるより、僕は後者を選びたい。最近、HPを通して、TVの取材や、ガーデニング関連サイトからの「お誘い」が、
相次いで舞いこんで来ました。先週、ビデオ収録一本終了。来週も取材が入ってしまいました。本職はサラリーマンなモンで、それなりに対応していきますが、
やっぱり感ずるのは「インターネット、特に、ブロードバンド・常時接続の威力は凄い!」時代の変化と、自分自身の変化を感じた半年でした。
今後とも、Alex's Garden Partyにお立ち寄り戴き、のんびりとしたひとときを過ごしながらも、新しい時代の潮流と変化を感じていただけたら幸いです。
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