オーストラリアでポピュラーな植物達は日本の冬に耐えられるか
オーストラリアン・ガーデニングを日本で実施しようとする時、庭の広さもさることながら、やはり問題は、気候である。夏の蒸し暑さと、冬の寒さである。
特に冬の寒さについては、露地で越冬できるか否かがガーデニングデザイン上、重要である。
だいたい、日本で販売している、オーストラリアの植物は「冬は日当たりの良い、屋内に・・」と記されている。
しかし、それでは屋内でのポット栽培だけで、なかなかガーデニングの域に達することが出来ない。本当にオーストラリアの植物は、どこまでの寒さに耐えるのであろうか?
庭にどんなオーストラリアンプランツなら地植えして大きく育てられるのだろうか?Alexが自ら実験検証を実施することにした。
場所:横浜郊外の一般住宅街、南向き雛壇の分譲地にある住宅
時期:2000年11月〜2001年5月予定
実施植物:ユーカリ5種、グラベリア2種、アカシア2種、ボトルブラッシュ3種、ハーベルギア1種、ストレリチア、レモン、ミントブッシュ、ツリーファーン、
ワックスフラワー、初恋草、他にも検証したかった植物がバンクシア、
プロテア、ジャカランダ、メラレウカ等々沢山あるが、貴重品につきその勇気はなく、狭い屋内に取り込んでしまった。
![]() | 今年は横浜で3回も雪が降りました。アカシアは風に弱いとは聞いていましたが、雪に非常に弱い。枝の半分以上がおれてしまった。 |
![]() | 1月27日の雪はべた雪で、注意して1時間ごとに枝の雪を落としたのですが、この通り大きな枝が折れてしまいました。 |
![]() | 数年前に植えたレモンが、毎年実を付けてくれているのですが、今年の寒さは格別のようです。葉が寒さでしおれてしまいました。寒さに会うと花芽がダッメジを受け咲かないと言われおり心配。 |
![]() | 寒さに弱いと言われていたストレリチアですが、ここ数年軒下で無事越冬していました。ところが今年は、1月中旬の寒波でこの通り。春に復活するとよいのですが・・・。 |
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